昨晩は、中小企業同友会例会で、星野リゾートの星野社長の講話を聞いた。
一言、素晴らしい!
自社の星のやの経営以外にも、日本中の様々なリゾートを再生されている。
なるほどこの人にかかったら、どんなリゾートも再生されてしまうのではと、
感心させられる秘策が盛り沢山。
http://www.hoshinoresort.com/
一気に6ページのメモの一端です。
■もともと人の集まらない旅館業界で人集めに苦労された話:
日本の製造業は、世界一。
それに対して、日本への観光人口わずか数百万人で、受入数から行くと32位。
世界一位の業界と、32位ではそもそも待遇面で合うわけがなく、人が来ないし、定着しない。
そこで、星野社長は、"ビジョン"で人を引っ張る必要性に迫られた。
■軽井沢ブランド:
軽井沢は、元々皇族ご用達の土地となり、広告宣伝費タダで、ブランドが売れていった。
その原点をはずしてはいけない。
軽井沢には、そういった非日常なハイソな雰囲気を味わいたくて、人が集まってくる。
しかし、タレントショップのような、"観光客"向けの商売が流行ると、人は興ざめし、
一気にブランド価値がさがってしまう。
=観光客を向いた商売をしていると気づかれてはいけない。
■星のやの成功:
日本人は、温泉好き。でも、旅館は嫌い。
EX. 朝早く起こされる。夜遅くに食べるものが無い。
↓
非日常の空間を提供しながら、海外の一流リゾートのサービスを提供する。
■星野リゾートの再生の方向性:
・オーナーと運営会社を分ける。
・オーナーは利益を追求する。運営会社はサービスを提供し、フィーを受ける。
・この専門特化戦略によって、顧客により深い満足を与える。
・顧客の声を聞く。料理長などの職人に主観でしか語れない"味"の指摘などは、
顧客からの声を直接聞かせるのが一番良い。
■成功例:
・山梨のあるリゾート:
<弱点>温泉ナシ
<戦略>0~12才の子供がいる家族をターゲットに改めた。
→父:ファミリーサービス/母:想い出創りがキーワード
この層のみ日本人大好きな温泉ナシでも大丈夫。
尚且つ3世帯旅行が多い。
海外に行かない/(子供がいるから)安心出来る場所が良い
・アルツ磐梯:
→スノボーの聖地として売り出す→世界3大オープン選手権の実施
→2/24には、今回トリノのメダリストが集結する大会がある。
■勝ち続ける組織:
(人が集まらない且つすぐに辞めて行く業界だから)
Step1:働いてみたくなる会社に魅せる →ビジョンを明確にする
Step2:組織全体を顧客嗜好にする →顧客満足度調査を実施し、全社員にフィードバックした。
↓
その後、CSと利益の連動性についての課題が出てきた。
↓
CSは利益を最大化する手段になってなくてはならない。
↓
リピーターの醸成=広告宣伝費や、旅行代理店への15%のフィーが不要
◎納得する評価=大雑把な評価
小さな評価については、同評価とする。そこに時間を使ってはいけない。
◎経常利益×CS指標→全社的な決算賞与額の決定
◎フラットな小集団組織→UD(ユニットディレクター制)
◎UDは立候補制。昇進ではなく"発散"。降格ではなく"充電"
◎人事権を社長と総務部が持たない。全て社員が自分達が決める。
◎しかし、ビジョンとバリュー(価値観)については、議論をタブーとする。
◎ウルトラマン派遣(重要プロジェクトへのヘルプ精度)
◎麓村塾(社内ビジネススクール)
等々。
ここには書き切れない程の内容の濃さ。
事前にNHKの「プロフェッショナル」第1回放送で、星野社長が取り上げられて
いたので、観てから臨んだ今回の講話でしたが、やはりテレビよりも生で聞いた
方がもう何倍も良かったです。
時間の制約もあり、きちんと捉えきれない部分もあったので、是非、また、
星野社長の話をどこかで聞いてみたい。
本日は、人間ドック。
(今、その長~い間の待ち時間に書いてます)
その後、定例の戦略会議です。
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